
同窓会会長 渡邊 義正(高校11回生)
今年の6月25日の総会で、春木剛史さんの後を引き継ぎ会長に就任しました11回生の渡邊義正です。どうぞよろしくお願いいたします。
昨年母校は、創立70周年を迎え11月20日に記念事業を実施しました。同窓会が学校、武陵会と協力して三位一体で立派な式典・祝賀会を実施できました。会員の皆様のご支援に深く感謝申し上げます。
さて、大きな事業が無事終了した翌年の今年度は、同窓会の基本活動の見直しが必要と考えます。同窓会規約の第3条にありますように同窓会の活動の目的は、会員相互の親睦を図ること及び母校の発展に寄与することの2本立てです。その原点に基づき、活動の見直しを図りたいと思います。
「会員相互の親睦を図る活動」は、総会・懇親会の開催、会誌「銀杏」の発行、母校の文化祭への参加が中心のものです。同期会開催の援助も行っています。
「母校の発展に寄与する活動」としては、サテライト授業の援助、部活動の援助、公開講座の講師協力、「合格祈願鉛筆」作成のための資金援助等を行っています。
これらの活動を行う上で大きな二つの問題点があります。その一つが若手幹事の参加が少ないこと、特に卒業後ほぼ30年の期にお願いしている実行委員が集まりません。幹事長と実行委員を中心に行ってきた事業に支障が生じております。これからは各種活動の委員会をつくり、幹事会に出席くださる幹事の皆さんに委員になっていただき、皆で活動していく体制を作ろうと思います。
二つめは、資金不足の問題です。活動の原資は、会員皆さまがお納めくださる会費です。武蔵丘の卒業生が全員同窓会に加入いただき年2000円の会費をお納めいただくことが活動を充実させるために不可欠です。
同窓会活動は幹事の皆さまの奉仕活動で成り立っておりますので、会員お一人おひとりが会費を納めることによりご協力いただけることを切に願っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

武蔵丘高等学校校長 谷 島 昭
本校第十八代目の校長として赴任し、あらためて武蔵丘高校とのご縁の深さを感じています。
私が最初に校長に就いたのは第五商業高等学校です。同校は、昭和十六年、武蔵丘高校の仮校舎で誕生しました。国立に校舎が完成した後、大八車に机や椅子などの荷物を積み、鷺宮から運んだという話をよくお聞きしていました。また、私は中野区に住んで17年になります。自分が住む地元に、自信をもって入学を勧めることのできる高校をぜひ創りたいという思いが以前からありました。その願いを実現できる絶好のフィールドを与えていただきました。
武蔵丘高校の生徒に私が期待することは山ほどあります。そのなかで始業式や入学式では次のことを呼びかけました。
ひとつには、自分自身を磨き続け、富士山のように裾野の広い、人間として均整の取れた若者に育ってほしいということです。人間の能力は無限ではありません。でも、眠り込んだままになっている資質や能力はたくさんあります。長所を磨くことも大切ですが、苦手なことを苦手として捨て去り、一つのことに秀でていれば他はできなくてもいいと決め込むのは早すぎます。苦手なことの発見は自分を成長させるチャンスだと受け止め、その克服に勇躍挑んでほしいのです。
もうひとつは、仲間との深くて強い絆を結んでほしいということです。高校生活のなかで得られた友情は、生涯にわたってかけがえのない財産です。しかし、今の若者を見ていると、人間関係があまりにも狭く、薄すぎるように思えてなりません。うっかりすると、1年間同じクラスにいながら、一度も話したことがない、あるいは名前と顔が一致しないクラスメートがいたりするのが現実です。武蔵丘高校での三年間を通じて、互いに切磋琢磨しながら支え合える友との絆をぜひ結んでほしいのです。
さいわいにも、武蔵丘高校には、社会の最前線で活躍されている多彩な先達がたくさんいらっしゃいます。しかも、母校を愛してやまない堅固な同窓会があることはつとに有名です。これまでの歴史と伝統のうえに、輝けるあたらしいページをかさねることができるよう、全教職員と力を合わせて学校教育のいっそうの充実に邁進してまいります。
同窓会の皆さまの物心両面にわたる励ましをなにとぞよろしくお願い申し上げます。